Unityのセットアップ方法まとめ!インストール~Visual Studioとの連携方法まで丁寧に解説

Unity使い方 Unityのセットアップ Unityの使い方

この記事はUnityの基本的な使い方を解説するシリーズの一つで、今回はUnityのセットアップ方法(インストール~Visual Studioとの連携まで)を一通りご紹介するという内容になっています。

Unityのセットアップは少し面倒くさいので超初心者の方からしたら

  • やり方がよく分からないなぁ…
  • 途中まで自力でやってみたけどワケわかんなくなった!

と困ってしまいがちですよね。そこでここではUnityをきちんと使えるようにするまでの手順を一つ一つ丁寧に説明していきますね。

注意:
この記事でご紹介している手順はUnityのアップデート等で多少変わる可能性があります。

Unityのセットアップ手順

では早速ですがUnityのセットアップ方法についてご説明します。主な手順は次のとおりです。

  1. Unity Hubをダウンロードしてインストールする
  2. Unity IDを作成する
  3. Untiy HubからUntiyエディタをダウンロードしてインストールする
  4. Unityに必要なモジュールを加える
  5. Visual Studioで必要なモジュールを加える
  6. Unityエディタを起動してVisual Studioと連携させる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

手順1:Unity Hubをダウンロードしてインストールする

まず、UnityをインストールするにはUnity Hub」という管理ソフトがあると便利なのでここではそのソフトのインストール方法からご紹介しましょう。Unity公式サイトのダウンロードページを開き、「Unity Hubをダウンロード」を選択します。

クリエイティブプロジェクトを開始して Unity Hub をダウンロードする | Unity
3 つの簡単なステップで Unity をダウンロードし、2D/3D のマルチプラットフォームの体験やゲームを制作するための、世界で最も人気のある開発プラットフォームの使用を開始しましょう。

Unity Hubのダウンロード

するとUnity Hubのインストーラがダウンロードされますので、それを実行して指示に従ってインストールを行ってください。

手順2:Unity IDを作成する

さてUnity Hubを実行するとサインインを求められると思います。ただおそらくこのページをご覧の皆さんはUnityを初めてお使いになる方がほとんどだと思いますので、まずは「Unity ID」を作成してそれを使ってサインインする必要があります。

サインインボタンの下に小さく「アカウントを作成」というリンクがあるので、それをクリックして手順に従ってアカウントを作成しましょう。

手順3:Untiy HubからUntiyエディタをダウンロードしてインストールする

サインインに成功すると次のような画面が出るので、ここでようやくUnityをインストールします。Unityのバージョンは色々なものが用意されていますが、初めての場合は一番オススメのバージョン(=最新の安定板)が出てくるのでそれをインストールしましょう。

Unityのインストール方法

インストールボタンを押すとライセンス取得画面が出ます。個人利用の場合は無料の「Personalライセンスを」取得できるので、注意事項をよく読み「同意してPersonalのライセンスを取得」ボタンをクリックしましょう。

するとUnityのダウンロードとインストールが始まるのでしばらく待ちましょう。

手順4:Unityに必要なモジュールを加える

これでUnityをインストールできたのですが、そのままだと

  • 日本語化されていない
  • ゲームをブラウザ向けにしか出力できない

といった問題があるので「モジュール」という追加機能をインストールします。Unity Hubの「インストール」タブを開き、インストール済みのバージョンの歯車アイコンをクリックして「モジュールを加える」を選択しましょう。

モジュールの追加方法

するとモジュール追加画面が出るので

  1. Visual Studio(※別途インストールしていない場合のみ)
  2. Windows Build Support:
    ゲームをWindows向けに出力できるようにするモジュール
  3. 日本語

の3つにチェックを入れて「次へ」ボタンをクリックしてください。しばらく待つとモジュールがインストールされます。

Visual Studioで必要なモジュールを加える

これでUnity(とVisual Studio)のインストールが完了したので、次はVisual StudioをUnityと連携させるための作業を行います。

スタートメニューからVisual Studio Installerを探して起動し、インストールしたVisual Studioの横の「変更」ボタンを押します。

Visual Studio Installerの変更ボタン

すると各モジュールの選択画面になるので、

  1. C++によるデスクトップ開発
  2. Unityによるゲーム開発

の2つを選んでインストールしましょう。

Visual Studio Installer モジュール追加

【余談】UnityではC#言語を使うのに「C++によるデスクトップ開発」をインストールする理由について:
Unityはゲームを出力する際に内部的にC#→C++に変換を行う場合があります。この時にC++のモジュールが必要になるのでここでインストールしておくというわけです。

Unityエディタを起動してVisual Studioと連携させる

最後に、Unityエディタを起動してVisual Studioと連携させます。Unityエディタを起動させるには新しいプロジェクトを作っておく必要があるので、下記の記事を参考にしてプロジェクトを作っておいてください。

【Unity】新しいプロジェクトの作り方と既存のプロジェクトの削除方法
この記事はUnityの基本的な使い方を解説するシリーズの一つで、今回はUnityでプロジェクトを管理する方法(新規作成・削除方法等)ご紹介するという内容になっています。 Unity初心者の方にありがちな疑問として 新しいプロジェクトを作りた...

エディタを起動させたらメニューバーの「編集」→「環境設定」から環境設定ウィンドウを開き…

Unity 環境設定の開き方

「外部ツール」タブの「外部のスクリプトエディター」にVisual Studioを指定しましょう。

UnityとVisual Studioの連携方法

これでUntiyとVisual Studioを連携させることができました。

おわりに

以上、Unityのインストール方法~Visual Studioとの連携方法までをご説明しました。色々な手順があってUnity本体をインストールするだけでも結構大変ですが、一つ一つ確実に作業していただければと思います。